気持ちの問題

サッカースタジアムは私にとって夢の劇場
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元気がない時に、サッカーの動画をよく見ます。

 

ひいきのチームのゴールシーンや名選手、また海外で活躍した日本人選手のベストプレー集などです。

 

その中でも、よく見るのは中村俊輔のセルティック時代のフリーキック集。

 

サッカー好きであればよく知っているマンチェスターユナイテッド戦(当時の世界でも1,2を争うくらい強いチーム)で決めた2ゴールはわかっていても毎回鳥肌が立ちます。

 

そして、そのゴールを見るとまた「がんばろ」と思えます。

(動画はYouTubeで各自チェックお願いします m(.  .)m )

 

 

 

そんな中村俊輔の『察知力』という本を最近読みました。

 

幼少期からセルティック時代(当時所属していたスコットランドのサッカーチーム)までの出来事が主です。10年くらい前の内容になります。

 

ユースに上がれなかった出来事から学んだこと、イタリアのクラブチームに移籍した理由などサッカー選手として生き残っていくためにどのような思考を重ねたかが綴られています。

 

また逆境をいかに克服したかや同僚との付き合い方などサッカー好き以外の人でも示唆に富む内容となっています。

 

読んで印象的だったのは、どんな一流の選手でも毎日全力で取り組み、課題を見つけ地道に改善を繰り返していたことです。

 

サッカーの世界では日々新しい才能が生まれては消えています。

 

練習で手を抜くことはチームでのポディションを失うことだけでなく、サッカー選手としての生命も脅かされます。

 

だから毎日が勝負です。

 

常にどうしたら自分がサッカー選手として生き残ることができるのか、またそのチームに居続けることができるのか、そのために監督からの要求、同僚の性格やプレースタイルなどあらゆる要素を考慮に入れながら日々プレーしないと行けません。

 

中村俊輔はそのような日々の気づきや課題を毎日サッカーノートに書いていたそうです。

 

サッカーに限らずですが、特別な才能を持つ人も、日々コツコツと努力をしています。一つ課題を克服するとまた次の課題に取り組む。その繰り返しです。

 

 

先ほどの『察知力』を読み終わった時に、自分の今の立場を考えてみました。

 

私は派遣社員で、2か月ごとの契約の更新である。

 

今はコロナの影響で、お店としても厳しい状況。

 

しかし、契約を更新してくれることが当たり前になっており甘えが生まれている。

 

さらに、まだ歴が浅いし、仕方がないと自分で勝手に言い訳をつくりお店としてこうしていこうということにも積極的に取り組んでいない。

 

だから平気で業務中に力を抜いたり、楽をしてしおりそれが周りにも伝わっていた。

 

私がもしサッカー選手であったら、即刻解雇されていたでしょう。

 

そのくらい私の仕事に対する認識が甘かったということです。

 

 

中村俊輔と自分を一緒にすることはおこがましいですが、活躍をすることで、契約の延長を勝ち取らなければいけない点は立場上全く同じであると思います。

 

生き残って契約を更新していくためにはどうすればいいのか。

 

今どのような状況で、お店やブランドが何をすることを求めているのか。

 

それを考えたうえで、自分は何をしないといけないのか。

 

それがわかれば足りないところ改善するためにどうすればいいのか。

 

そして、その課題に向き合い続けることをしていかなければなりません。

 

最後は気持ちの問題になってしましますが、どれだけ意識してできるかにかかっていると思います。

 

ここ2週間は自分のマインドセットも少し変わりました。

 

私が以前よりも危機感を持ち、毎日集中し、100%の力を出すことを意識するようになりました。

 

歴が浅く経験がなくとも全力は尽くすことはできます。

 

現状の最大限を発揮することを意識するようになると周りの反応も少し変わると同時に、日々見つかる課題も今までとは違うものになりました。

 

私の指導係をしてくれるサブマネージャーに、ミーティングがあるたび「Maruyama da Gunmaは気持ちの問題が大きいから」と言われていました。

 

まさに今回ここまで書いてきたところが、少なからず以前から指摘されていた点なのかもしれません。

 

私の場合常に継続性が課題です。

 

考え行動し、改善。このサイクルを繰り返す。

 

近道はなく、これしかないのです。

 

 

私が元気づけられていた中村俊輔のフリーキックも、日々の細かな鍛錬の積み重ねと思うとまた一層感慨深いです。

 

私も彼と同じようにフリーキックをけることはできませんが、彼の美しい放物線に匹敵するくらいの鮮やかなプレーを仕事中にできればと思いました。

 

そのために日々の鍛錬をしていきたいです。

 

それではみなさんCiao Ciao.