私の性格
ヴェネツィア留学中に苦労したことの一つは言語です。
それは自分の性格も一因だったのでないかと思います。
私の性格について書きますと…
・自分から行動を起こさない
・間違えることを極度に恐れる
・自信がない
・声が小さい
・シャイ
他にも多々ありますが、気分が滅入ってきてしますのでこの辺にしておきます。
(上記の性格に全く当てはまらない方にはあまり今回の記事は参考にならないと思います…)
「そんなやつがイタリアで1年間大丈夫か」と思われる方も多いかと思います。
かくいう自分も自分自身に対してそう思っていました(笑)
私と同じような性格の方で、海外で言葉を学びたいという方。
けれども、やっていけるか心配という気持ちも当然あるでしょう。
そこで、今回はそんな私と同じような性格の方に向けて留学中少し心に余裕が持てるようなアドバイスを書いていきたいと思います。
留学時の失敗談
私は大学4年の時にヴェネツィアへ一年間留学しました。
イタリア語は大学の授業で週1回大学2年生の時から受講していました。
授業中は主に文法、リスニング、筆記が主でした。
基礎固めをこの授業を通してしっかりしてもらったことはありがたかったです。
けれども、ここで一つ欠けていたことがありました。それは…
話すこと
留学すれば自然に伸びるだろうという甘い考えがあったので特に練習をするということもありませんでした。
留学して何を向上させたかったかというと言語が大きな割合を占めていたし、すでに何人か留学で来ていたイタリア人の学生と知り合いであったにも関わらずです。
今思うとなぜ日本にいる時から話す練習をしていなかったのか自分でも理解できません(笑)
バカですね (笑)
留学中は…
恥ずかしがって、自分から行動をしない。
問題を先延ばしにする。
こういった態度であったため留学を始めてからものすごく苦労しました。
留学が始まりますと、いやおうなしにイタリア語を話さなければいけません。
ところが、全くイタリア語が出てきません。
日本では授業というデザインされた空間でのみ話していて、それも問題に対する正しい答えを言うだけでした。
そのため、間違えることへの恐怖もありました。
自分の場合は、1つ間違えるとそこで気持ちがなえてしまいそれ以上話せなくなってしまうことが多々ありました。
イタリア語の向上以前に、イタリア語を口から発すること自体に抵抗を感じてしまっていました。
その結果、日本人の友人や日本語のできるイタリア人の友人と日本語で話すという方に逃げるというもともこもないこともしてしまうこともありました。
そんなこんなで、留学を始めてから5、6か月してからようやくイタリア語を話すことに対して抵抗がなくなってきました。
遅すぎますね(笑)
帰国前にはある程度会話もできるようになりましたが、最初の6か月が痛かったなと思います。
留学後に感じたこと
帰国してから感じたことはもっとイタリア語を話すということを事前にしておけばよかったということです。
シャイな性格と間違えることに対する恐怖から、イタリア語を話すこと自体に抵抗を感じてしまっていました。
そのため、イタリア語を話すことになれることに貴重な時間を費やしてしまっていました。
ここで私が学んだのは
留学前に話すことに対して抵抗をなくしておく
誰でもやったことがないことに対しては不安や恐怖を感じます。
語学に限らず、街コンに行ってみる、お見合いに行ってみるなど初めてのことには抵抗を感じてしまいます。
自分と同じような性格の方は特にそうかもしれないです。
けれども慣れてしまえばどうってことなくなります。
語学に関しても、日本にいる時から特に話すことになれておくことを強く勧めます。
留学生でもいいですし、オンラインのレッスンでも、言語交換アプリで知り合うのもいいと思います。
とにかく 日頃から話すことを繰り返し、それに対する抵抗をなくしておくこと
(いつになるかわかりませんが、ドイツ語圏に行ってドイツ語で会話をするために週一でオンラインのレッスンを受けています!)
あともう一つ大事なことがあります。
純粋に会話を楽しもうとする気持ち
言語は違えど、同じコミュニケーションです。
その場をいかに楽しい場にできるかが重要です。
くれぐれも言語の勉強だからと硬くならないようにしてくださいね。
いかがでしたでしょうか?
自分じゃ海外でやっていけっそうにないなと思って、あきらめてしまう前に「性格は仕方ないから、それをどうしたら他で補えるか」いろいろ考えてみるといいかもしれません。
その中で今回の自分の経験が誰かのお役にたち少しでも充実した留学になればこれはどうれしいことはありません。
それではみなさん Buon studio!