ブログを書く目的を考え直す

レンブラントは生涯に何枚も自画像を描きました。 レンブラント・ファン・レイン《自画像》1628-29年 アムステルダム国立美術館蔵
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このブログを書き始めてもう少しで2年になろうとしています。

 

これまでそれなりに様々書いてきました。内容も変化してきましたし、ブログを書く目的も一応設定はしていました。

 

私のプロフィールにも書きましたが、はじめは「ブログ」で稼ぐことを目的にしていました。

Maruyama da Gunma profilo

 

それは、3年前に前職をやめ、派遣社員として働いていくことにかなりの不安を持っていたことが原因で焦っていたのだと思います。

 

 

いざブログで稼ぐ方法を調べ、まずはアフィリエイトやってみようかと思いました。ただ特に興味のないアイテムの宣伝文句を書こうと思っても気力がわかないし、書ける気がしませんでした。

 

 

そこでとりあえず、ブログを開設したのだから何か書こうと興味をもっていることや関心のあることを綴っていきました。

 

ただ、アクセス数を増やしてグーグル広告の収入を得る方法もあることを知り、ヴェネツィアの留学やわずかばかりの海外旅行経験から旅行術、いわゆる「ノウハウ」系も一時期書いてみました。

 

ブログのアクセス数を稼ぐには誰かの役立つことを書かなければとどこかのサイトに書いてあったからです。そこで安易な手段に頼ったわけです。

 

自分なりにいいものは書けたなという満足感はありましたが、特にブログへのアクセス数が増えることはありませんでした。

 

ノウハウについて書くことを1年、2年も続けていたわけではないので当時から今まで続けていたらどうなっていたかはわかりません。

 

けれども、そこでノウハウについて書くこと、つまり誰かのためのお役立ち情報について書くことはやめました。

 

辞めた理由は、少し前過ぎて覚えていません。

 

ただ、辞めたのはそれらについて書くことがただ楽しくなく、面白くなかったからだと思います。

 

 

 

そう思った当時の私は、このブログを書く目的を変えました。

 

ブログを書くことで、この世の中のだれか一人の心に訴えかけること、読んでいただいた方に何かしらの影響を及ぼすことができればという思いで書くことにしました。

 

 

今改めて考えてみると、なんだか偽善者のようです。

 

何か世の中に対して良い影響を与えなければならないと無駄に張り切っているように見えます。

 

それが本当に他の人、世の中が欲していることも考えずに。

 

 

最近、ブログで書くこと、2年目に入って特にですが内容が変化してきました。

 

先日に書いた「Maruyama da Gunma 2021年の気づき」でも少し触れましたが「自分について分析する」ことが多くなりました。

Maruyama da Gunma 2021年の気づき

というよりも1年間書き続けたことで、書きながら自分について知ることができていると気づきました。

 

だからこれを機にこのブログを書く目的を「自分について知るため」にしたいと思います。

 

他の誰の為でもなく自分のために書くことにしました。

 

 

先日、本を購入しました。

 

タイトルは『すべてはモテるためである』(文庫ぎんが堂 2012年)です。

 

著者はAV監督である二村ヒトシ。

 

タイトルもうさんくさいとは思っていましたが、著者もなかなかくせの強い方とは知らなかったので、私はとんでもない本を買ってしまったと思いました。

 

ただ読んでいると、なぜか共感できる。

 

それはこの本でも「自分のことを知る」重要性を説いていたからです。

 

まずモテるためにはなぜ自分がモテたいのか、どのようにモテている状態が自分にとってモテていると言えるのか、自分の欲望の形を知ること、つまり自分自身を知ることが相手の方との関係性を考えるうえで大切だと筆者は述べています。

 

そしてモテないのは自分自身についてよく考えていないからだと。

 

 

ブログを書くことで自分を知りながら、モテるようになるかもしれない。

 

一石二鳥とはこのことをいうのかもしれません。

 

1年後の答え合わせが楽しみのような怖いような。

 

それではみなさんCiao Ciao.