その現地の言葉を話すということ

イタリア語

英語以外のすゝめ

英語圏以外の国へ旅行に行った時に何語で話しますか?

大体のところは英語通じるから英語で済ませていませんか?

イタリアでも英語、ドイツでも英語確かに英語は万能ですが自分はその国の言葉を話すことを強く推奨します!

そりゃ現地の言葉話せた方がいいなんて当然だと思われる方が多いと思います。話せないから、英語を話すのだと。

けれどもその中でどれくらいの人が、英語以外で話そうと努力しているでしょうか?

別に完璧に話す必要はありません。

「こんにちは」や「ありがとう」だけでもいいですし、知っている単語を一つ言うだけで十分です。

日本に来ている海外の方が、英語ではなく日本語で道を尋ねてくれたら、嬉しくないですか?

それと同じです。

ナポリにて

留学中ナポリに行った際に、あるホステルに泊まるためにチェックインの手続きをいていました。

受付のお兄さんは自分が、日本人ということで英語で最初説明してくれていました。

説明の途中で、イタリア語で質問をすると…

「お前イタリア語喋れるのかよ!?」

と驚きつつも、これを機にものすごく心を開いてくれました。その後は

「イタリア語とナポリ弁全然違うからナポリ弁聞きたいか?」など終始陽気に接してくれました。

そこ現地の言葉を話すということにはコミュニケーションをとる以上の意味が込められていると思います。

それは相手の国、文化に対する関心、尊敬の意味が込められていると思うからです。

その国の言葉で話すということはあなたの国に関心があり、あなたの国について少し勉強したという表明に他ならないからです。

英語は確かに万能です。

しかし、こっちは日本人で相手も英語圏なのに英語というのは少々味気ない気がします。

イタリアに行って

Hello ではなく Ciao を使ってみると自分の今書いていることがすごくわかると思います。

イタリアに行ったことを通してこのことを学んだので、他の国でも実践しようと思って卒業旅行のウズベキスタンで試してみました。

ウズベキスタンはウズベク語が公用語です。ロシア語も通じるようでした。しかしどちらも自分はわからないので、よくある指差しの会話帳(ウズベク語)を持って行きました。

ウズベキスタンにて

とりあえず「こんにちは」「ありがとう」だけは覚えておっかなびっくり使いました。

特に受けが良かったのはレストランのおばちゃんとウェイターのお兄さん。

最初のあいさつのウズベク語も然りですが、先ほどの指差し会話帳が大活躍それによって結構会話ができました。

兎にも角にも現地の言葉を話そう

現地で大事なのは相手の国の言葉で話して、心を開いてもらうこと。

正しくなくても、簡単なことでもいいので話そうと努力すること。

幸い日本人に対して海外の方はポジティブな印象をお持ちです。それは日本のアニメやサッカー選手が海外でもよく知られているからだと思います。

だから、相手は少なくとも日本のことを知ってくれているので、こちらも相手の国の言葉を話しましょう!

そうすることで、旅の思い出がもう一つ増えるかもしれません。

物だけでなく、出会った人々も旅の大事な要素ですから。